ドロップキャンディー
DUNCAN最強のルーピングマシン、スピードビートル!
中でもラズベリーカラーとパッションカラーはアメリカのドロップキャンディーの様にスゴイ色をしています。
このヨーヨーを振ってると手に色が着くんじゃないか?
と思わせるほどです。
その原色に近く更に濃い色同士を組み合わせた、いかにもアメリカを思わせるようなデザインです。
初めは『この色はどうなんだ?』と思っていたのですが、長い時間付き合っていると薄い色では物足りなくなってしまいます。今ではこの色が最高と思っているほどです。
ルーピングマシンへ
DUNCAN最強のルーピングマシンですが、少しセッティングを調整すると更に良くなります。
当店では初心者セットとしてスピードビートルを販売しているのでスピードビートルのセッティングをキチンとご紹介しようと常々思っていました。
スピードビートルは、ボールベアリングとフリクションステッカーの組み合わせで戻りが抜群です。
戻りが良いのでルーピングマシンとして適しているのですが、慣れてくる?いやいや上達してくると戻りすぎる感じになります。
ヨーヨーの戻りがよいと、ループが早くなる・下向きのループになる・指に負担がかかる 等の特徴が現れます。慣れてくれば、それはそれで良いフィーリングなのですが、始めの頃はゆっくりしたループの方が落ち着いてプレイできます。
ですから戻りを少し悪くして穏やかなスロービートル?にしてみます。
戻りがやや悪いのでループ中に少しスリープを行います。体感0.2秒くらい?
この0.2秒にスピードビートルが上昇するので上向きのループが非常にやり易くなります。
戻りがやや悪いので巻き取りがやや弱くゆっくりと戻ってきます。
ゆっくりと戻ってくるので指への負担も軽減できます。
ゆったりした練習用のセッティングと思ってください。
3〜10回くらいループが続くようになったらお試し下さい。
色違いでループの返りを確認する。
ルーピングは、手元でヨーヨーの軸が180°回転します。
ご存じですよね?
えーと、つまり左右が入れ替わると言う事です。
初心者は、この手元の返り(左右180°回転)がよく分からず何が悪いのか?悩み続けることになります。
そこで写真の様に色違いのヨーヨーを組み合わせて左右を色違いにしてやります。すると返りが良く認識できるので上達の近道です。
二つのヨーヨーを用意しました。
同じ箱から違う色のスピードビートルを取り出しました。同じ製造ロットのはずです。
ところが!
よく見てください。スペーサーの色が違います。
なぜ?同じ製造ロットで同じ箱に梱包されていたヨーヨーの部品が違うの?
しようがないので左側の厚みの違いそうなスペーサーを右側の写真の様に組み替えできるだけ同じギャップになるように調整しました。
実は、色違いにするだけでなくツーハンドの練習もできるよう同じ仕様のヨーヨーを二つ作るためです。
スピードビートルには、厚さの異なるスペーサーが2種類入っています。慣れてくると少々戻りが悪いヨーヨーでも簡単に戻せるようになるので厚い方のスペーサーを使ってください。通常は金色のスペーサーです。分からないときは、テーブルに並べて比べるとすぐに分かります。
はじめたばかりで、どうしてもスリープからヨーヨーを戻すことに苦労している場合は薄い銀色のスペーサーを使ってください。
フリクションステッカーを片方剥がす
軸の方のフリクションステッカーを剥がしてください。キレイに剥がすとまた使えますのでプラスチックやガラス等に貼り付けて保管しましょう。
はがした後は、ヨーヨーの貼り付け面をアルコールなどでキレイに拭き取ります。
なぜ軸が有る方を剥がすかと言うと、軸があるとフリクションステッカーの交換がやりにくいからです。フリクションステッカーは、軸が無い方に貼り付けます。
こんな感じです。
そして左右が色違いになるように組み合わせます。
色違いのヨーヨーが二つできあがりました。
左右の色が違うので、キレイにヨーヨーが返るとヨーヨーの色が変わったように見えます!
ルーピングの練習でもヨーヨーが返っているのが確実に分かるので参考になると思います。
ストリングの巻き
ヨーヨーはストリングの巻き方によって戻りが変わってきます。
今回は、個性の強い原色同士の組み合わせなのでストリングも黄色いストリングを使用してみました。
そしてストリングの巻きは一重にします。
スピードビートルは、ノーマルベアリングでフリクションステッカー1枚貼り、ストリング一重巻きでも十分戻りが良いです。スローループに丁度良いと思います。
金色スペーサーとフリクションステッカー1枚貼り、そしてストリング一重では、トラピーズなんかもできちゃいます!
感想
新品でフリクションステッカーが新しいと、まだちょっと戻りが強く感じてしまいます。ですからフリクションステッカーが少し馴染んでから調子が出てきます。
スローループに丁度良い戻りなので、バーティカルループも非常にやり易いです。
私はスピードビートルでループが下向きになると悩んでいた時期があります。そして指が痛い・・・。
この両方を克服しています。このセッティングにしてから一気にルーピングが上達した様に覚えています。ルーピングでお悩みのあなた!是非お試し下さい。
私の左手ループもだいぶ上達したので、試しにツーハンドループをやってみました。するといきなり3回ループが成功しました!
なんか楽しくなってきました。トラピーズにはまって昨日までAvengerでトラピーズばかりやっていたのですが今日からツーハンドにはまるかもしれません。
予定では、孫ができるまでにマスターすれば良いのですが・・・、前倒しです。(*^-^*)v
ご来店いただきました。2006/09/01
この記事を読んでお越しになったわけでは無いと思いますが、本日お二方ご来店になりました。
『昔ちょっとやってて・・・』
この微妙な表現。ここは慎重に行かねば・・・。
この記事を初めて書いた日、つまり3日前。その日、初めてダブルループが3回できたのですが、あれからだいぶ上達しまして、スローさえ上手く行けばループがかなり続くようになっていました。
本当は、自分のダブルループを見せたくてしょうがなかったのですが、グッと我慢してお客様のレベルを見定めることにしました。なぜなら『昔ちょっとやってて・・・』と言う方は、これまでの経験上、かなり上手い!
お客様の持ってこられたヨーヨーはハイパーフリーハンド。
『ずいぶん使ってないのでベアリングが錆びちゃって』と言ってベアリングを見せてもらいましたが、フリクションステッカーが有りません。(ベアリングの事なんかどうでも良くなりました・・・)
これはどういう事なのでしょう?二つ考えられます。
1.フリクションステッカーが無くなったのでヨーヨーをやめた。
2.フリクションステッカーが無くても回せる。と言うか無い方がやり易い。
私『フリクションステッカーが有りませんけど、回せるんですか?』
客『はい。』
私『スカらずに回せるんですか?』
客『ポコッてなってるでしょう、それが有れば何とかなります・・・』(正確ではありませんが、こんか感じだったと思います。)
私『へ〜〜』(2案の方か・・・)
で、次に出してこられたのがレイダー2個。
やった!ダブルループ教われる・・・。(*^-^*)
案の定、ルーピングが上手かったです。
もちろんストリングトリックもめちゃくちゃ上手かったんですが、私レベルではどの程度上手いのか分かりません。
ルーピングトリックは、目を閉じてダブルループがいつまでも続くくらい上手かったです。
900回以上のループザループの記録を持っているそうで・・・。
私は撚りが無くなるので200回が限界と思っていたのですが、ストリングを色々とチューンするとできちゃうそうです。
とても多くの技を見せてもらったのですが、高度すぎて参考になりませんでした。(T_T)
で!私の調整したスピードビートルを振っていただきました。
『やりやすい!やりやすい!』と連呼していただいたのですが、次の手直しを行うと『もっと良い』と指導してもらいました。
1.ストリングを短くする
2.スペーサーは一番薄い物に交換
です。
ヨーヨーの入門書ではストリングの長さがヨーヨーを垂らして床からおヘソまでとあります。
私もそれに習っていたのですが、上級者のストリングはずいぶん短いです。床から股下くらい。自分の手の長さくらいです。これでずいぶんやりやすくなりました。
専門用語で『ビラる』でしたっけ?ヨーヨーが途中で変な姿勢になるアレです。アレになりにくくなりました。
ストリングが短いとループが速くなるので練習にはどうか?と思っていたのですが、片手である程度ループできるので、もはやループの速さは問題になりませんでした。失速しない分とてもやりやすくなりました。
次のスペーサーですが、私には分かりません。その違いが・・・。???
『こっちで練習した方が良いですよ』と言われたので、それでやってます。
そのうち、違いの分かる男になるでしょう。(-_-;
それで私のダブルループですが、良い感じになりました。『あとは慣れ次第』とお言葉も頂戴しました。(^^v
スケバン刑事であややがやっている、頭の上からヨーヨーを振って水平にくるっと回すヤツも教わりました。今度の飲み会で使えます!
今度会うときは、完成された私のダブルループで出迎えるつもりです。(*^-^*)v
そう言えば・・・
孫に会うまでにダブルループをマスターする予定でしたが、思いっきり前倒しになってしまいました。次はシュートザムーンかな?