カスタムProfly
こんにちは、マッキーです。
プロフライのカスタムを二つ作成したので見てやってください。
このプロフライは高価なアルミヨーヨーや金属リムの競技用ヨーヨーの流れに背を向けるかのように安価で容易に作成できる『遊べる』ヨーヨーをコンセプトにカスタムしました。
ノーマルだと謎の多いヨーヨーですが値段が安く、木製ベアリングをはずすとベアリング周りにちょうどよい空間ができるためカスタムベースに向いていると思います。
一号機
青いヨーヨーが最初に製作したものです。リターンシステムとウェイトは水道慣用のパッキンです。リターン用は両面テープで貼り付けウェイトはキャップを外してはめ込むだけです。リターン用パッキンはボディからはみ出ないものを使用します。バインド仕様にするためです。キャップは個人的に好みでないのと安価な見た目のため薄いアクリル板を丸型に切って自作キャップにしてあります。ベアリングは当初ダンカンを予定していましたが糸がベアリングとスペーサーの間に挟まってしまうためヨメガにしました。コンケイブベアリングなら解消できるかもしれませんが未確認です。ウェイトによる重量増で59gになっています。数字では軽く思えますが重さに不満はなく、回転ブレが無くきれいに回ります。スペースに余裕があるので好みでウェイトを追加も可能です。
二号機
一号機には欠点がありました。リターン用に使用したパッキンが市販のパットに比べて硬いためバインド時の食いつきが悪く回転が強いときはいいのですが回転が弱まると戻りが悪くなることです。そこでパッキンのかわりに市販のシーリング剤を流し込んでみたところ解消しました。不器用なのであまりきれいな仕上がりではありませんが重要なのはこのリターン部分がボディから出っ張らないことです。リターン部分の変更により一号機での欠点が改善されました。戻りが予想以上に良いのでM4ワッシャを入れてキャップを広げてあります。ベアリングに変更はありません。ウェイト込みの57gです。一号機と比較して2g軽いですがその差は目当てのサイズの水道管パッキンが品切れのため異なるサイズを使用したためです。主観ですが差はほとんどありません。こちらもスペースに余裕があるのでウェイト追加可能です。
皆さんもこのプロフライ独特の構造を利用してカスタムに挑戦してみませんか?
まだまだ可能性はあるはずです。楽しいですよ!
作製編
とりあえずノーマルの状態です
本体をばらし木製部品をはずします。
用意した水道管パッキンに両面テープを張ります 張った後パッキンにあわせてカットします。パッキンの寸法は外径18mm内径12mm厚さ2mmですが収まればどのサイズでも問題ないでしょう。ただし接地面や厚さで戻り具合が変わります。
本体に貼り付けます
ダンカンだとストリングをかんでしまうかもしれないので手元にあったヨメガを使います。もちろん脱脂済みです。(コンケイブや薄型ダブルで解決するかもしれません)
昔はこのヨメガベアリングでロングスリーパーを頑張ったものです。
ベアリングを取り付けます。ベアリング外周とパッキンの間がいくらか開いていますね;このくらいなら問題ないでしょう
わかりにくいかもしれませんがパッキンの部分がボディより下にあります。(スペーサーとボディはツライチです)パッキンが干渉しにくいのでバインド仕様となります。
組み付けたところです。ここでもパッキンが奥にあることがわかります。
重量が軽いのでウエイトを追加します。これも水道管のパッキンです。外径41,5mm内径30mm厚さ2mm これも寸法にこだわらなくても問題ありません。そもそも水道管にこだわる必要も無いのですが 笑
つけてみました。ピッタリはまってます。
キャップを取り付けて完成です。
最初についてくるコットンストリングではなくハーフの黄色ストリングを使用します。青には黄色がよく合います。
ご投稿ありがとうございました。
店長の圓島です。
Proflyのあの凹みは私も気になってました。
なるほど!
すごくイイですね!
バリバリのバインド仕様で、そこそこのウェイトもある。
そしてリターンシステムが長持ちのゴムパッキン。
素晴らしいです。
次回作が楽しみです!