雪隠堂の赤いヤツ・・・
店長の圓島です。
なぜか最近多忙になり、あちらこちらに出張しています。
貧乏暇無しです。・・・(-_-;
そんな出張前の１時間くらい前にヤツはやって来ました。
雪隠堂の赤いヤツ・・・。
危険な香りがプンプンします。
ここで振ってはいけない！
今から出張に出かけなければならないんだ！
絶対に振ってはならない・・・。
一度振ってしまえば、魔法の赤い靴のように踊らずにはいられない・・・。(>_<)
遅刻するに違いない・・・。
でも、ちょっとだけ(^^;
開けてみるだけなら・・・。
おぉー、これは！
雪隠堂 ヨーヨー破壊日記 で見たのＯリングエディションじゃないか。
くぉ〜〜・・・・(>_<)
こんな時に・・・・！
仕方がない。
出張先に持って行こう！
それで、出張先でも暇を見つけては振り回していたわけです。(^^;
それで感想ですが、私は黒いヤツの方が気持ちいいです。
赤いヤツは形状的にＯリングが少し出っ張っていますので、気持ち引っかかる感じがします。
ただし、ほとんど差は有りませんので、目を閉じて振るとどちらか判別は難しいかもしれません。
つまり私の思い込み？先入観？そんな気分的な問題の可能性大です。
耐久面では黒いヤツよりかなり強い感じがします。
黒いヤツの最大の欠点は、シリコンの寿命が近くなると、シリコンが出っ張ってしまい、引き戻し仕様になってしまうことです。
そしてメンテナンスに一晩かかってしまう。
赤いヤツでは耐久性はもちろんの事、寿命が近くなっても突然引き戻し仕様になる事は無いかもしれません。
少なくとも黒いヤツよりは安定している様に見受けられます。
でも、ただそれだけだろうか・・・・？
雪隠堂に訊いてみよう・・・
圓島様
ご多忙中のところ私事に引き込んで申し訳ありません。
今回のコンセプトは大きく分けて３つです。
１つはお察しの通り、耐久性。
ストリング２０〜３０本分の寿命を持たせることを目標としました。
２つ目は、必要最小限の切削と容易に廉価で入手可能な部品の発掘。
以前申し上げました、誰でも真似できて、しかも本気で使えるMODSを探求し続けています。
３つ目は、この耐久性を確認する一連の作業で気付いた事ですが、バンフリオリジナル可変ギャップの面白さです。
引き戻ししか扱えない初心者がステージに立つアスリートに成長するまで、同じモノを使い通せます。
コンケイブ風ベアリングの不採用。
ギリギリ、ストリングが絡み、且つ、バインドセット時にもスペーサーに一定以上のテンションを与える(ゆるゆるにならない)ギャップ幅を確保し得るむリングの位置と溝の深さ。
ステッカーガイドの残留。
全てその方向の故の仕様です。
固定ギャップが性能を安定させる事は十分理解しますが、ストリングの延びやスキルレベルによる微調整が出来ることも大きなメリットと考えます。
それでも、元々性能の良いヨーヨーですから、回転も安定していると感じていただけるハズです。
もしストリング絡みが気になるようであれば、もう少し溝を深く(旋盤を使わなくても出来ます)するか、コンケイブベアリングと交換してみてください。
どちらにしても可変ギャップは生きると思います。
一方向を目指した黒いヤツと、多方向を見渡そうとする赤いヤツ。
それぞれ何かを犠牲にして何かを得ようとする、造り手の思惑を汲んでいただけると嬉しいです。
では、新メールアドレスでまたお会いしましょう。
雪隠堂
そして・・・
MODSには出来る限り多くの情報が欲しくて投稿させて貰っています。
また、練習会や各種大会に顔を出すような方々にも配布しています。
美辞麗句よりクレームが欲しいです。
何か反応がありましたら是非教えてください。
何卒よろしくお願いします。
雪隠堂
バンダイハイパーフリーハンドについて
残念ながら、もう作られていません。
ハイパーフリーハンドは、DUNCANがＯＥＭでバンダイに供給していたようです。
現在は、DUNCANブランドでほぼ同じ物が売られています。
相違点は、キャップが取り外し可能な事。カウンターウェイトが複数セットされている事等です。
FH Zeroの古いバージョンは、ハイパーフリーハンドと同じようにゴム製Ｏリングによる可変ギャップでしたが、今はスペーサーのみの固定ギャップになっています。
PartsKitには、今でもゴム製Ｏリングが含まれていますので、ハイパーフリーハンドと同様の可変ギャップもセッティング可能です。
最後に
と言う事らしいので、雪隠堂modsが気になって仕方ない方で練習会等を運営されている方は、雪隠堂 へ連絡してみてはいかがでしょうか？
お互いにメリットが有ると良いですね。(*^-^*)v
おっとそれから、出張先には無事到着しました。
バリバリ余裕でした。(*^-^*)v
やっぱり振らずに持って行ったのが吉でしたね。
おわり。