ベアリング
ヨーヨーで最も重要なパーツ、ベアリングのページです。
ヨーヨーメーカー純正ベアリングとベアリングメーカー直接仕入れのベアリングがあります。
プーリーベアリング ストリングが中央に寄ってくる! そんなプーリー(滑車)ベアリングを見つけてきました。 |
コンケイブベアリング ヨーヨーのために発明されたベアリング! アメリカで特許取得のヨーヨー専用ベアリングです。 絶妙なカーブでストリングトリックが生まれ変わります。 |
ABEC7ベアリング ABEC7規格の高精度ベアリング! ベアリングメーカーから直接し入れた高精度ベアリングです。 思い切って脱脂に挑戦しましょう! |
センタートラック ベアリング 複雑なストリングトリックに有利! 新しい視点から見た、ベアリングの性能。 YoyoFactoryのベアリングで、新しいトリックに挑戦しましょう。 |
その他のベアリング その他のベアリングです。 |
精度について
ベアリングの精度を表すのにABECとJISがあります。
ABEC1,ABEC3,ABEC5,ABEC7およびABEC9はそれぞれJIS0級,JIS6級,JIS5級,JIS4級およびJIS2級に相当します。
ABEC1から精度が上がって行き、ABEC7が実用範囲で最高の精度となっています。
ABEC9は、ABEC7の中から選別された希少部品です。このため特殊分野に使用される非常に割高な部品となっており、実用的では無いそうです。(ベアリングメーカー談)
潤滑油について
一般的なベアリングは、ベアリング内部に潤滑油が注されています。
しかし潤滑油は、回転の妨げとなるため多くのプレイヤーは、ベアリングを脱脂(ダッシ:洗浄して潤滑油を取り除くこと)して利用しています。
ベアリングを脱脂すると、明らかにスリープ時間が長くなります。最近のフルメタルヨーヨーを使えば、10分近くのスリープも可能です。
しかし、脱脂するとベアリングノイズが大きくなったり、何かのタイミングで簡単に壊れたりする事もしばしばです。
例えば、ベアリング内部に小さな『ほこり』が混入した場合、注油されているベアリングでは、ベアリング内部のボールと保持金具、ほこりが油により滑るので、気にならない事がほとんどです。
しかし、脱脂されたベアリングでは、保持金具とボールの間にほこりがつまり、回転を妨げる事もあります。
それを無理して回転させてしまうと、保持金具が変形したり、場合によってはボールなどが変形する可能性もあります。
そうなってしまうと、スムーズな回転力は失われます。
ベアリングを長く大切に使いたければ、注油して下さい。
多少リスクがあっても、趣味の物だからいつも最高の性能を味わいたい。
そんな方は、是非、脱脂してヨーヨーライフをお楽しみ下さい。
当店でも、脱脂して楽しむスタッフと、注油して楽しむスタッフ・・・と様々です。
ベアリングの荷重について
ベアリングには、動荷重と静荷重の2つの定格があります。
動荷重とは、ベアリングが動いている時に受けることのできる最大の力。
静荷重とは、ベアリングが静止している時に受けることのできる最大の力です。
動荷重は、静荷重の2〜3倍ほどの強度があります。
つまり、止まっているベアリングは、動いている時の2〜3倍ほど弱いのです。
このため、バインド等に失敗してストリングが良く巻けていない状態で投げてしまうと、ヨーヨーが良く回らずすっぽ抜けて飛んで行き、ベアリングが止まった状態で大きな力を受けてしまいます。
こうなると、買ったばかりの新品ベアリングでさえ、壊れる可能性が高くなりますので、注意して下さい。