Center Trac Bearing
センタートラックベアリング。
写真をご覧になると分かる通り、両サイドが斜めにカットされ中央付近は平らになっています。
Dif-e-Yoのコンケイブベアリングでは、全体的に曲面を描きストリングが必ず中央に寄ってきますが、センタートラックベアリングは一味違います。
両サイドが斜めにカットされているので、ストリングがボディーに接触する事はありません。
この点は、コンケイブベアリングと同じで、ロングスリープが期待できます。
そして中央部分が平らになっているため、複雑なストリングトリックで何本ものストリングをベアリングにかける時にその効果が表れます。
コンケイブベアリングでは、全てのストリングが中央に寄るためストリング同士が接触し滑りが悪くなりますが、センタートラックではそれが起きにくくなっています。
ストリングがボディーに接触することなく、更に複数のストリングが干渉しにくい。そんな相反する特性を両立させているのです。
ロングスリーパー等のトリックでは、必ずストリングが中央に来るコンケイブベアリングが有利。
ストリングを何本もヨーヨーにかける様な複雑なストリングトリックを行うのなら、センタートラックベアリングが有利です。