ヨーヨーバインド攻略
間違っていました。m(_ _)m私のバインドの方法は間違っていました。
先日、当店にヨーヨーマスターの三居さんがご来店下さいました。
その時に、バインドの原理を分かりやすく教えていただきました。
大変良く理解でき、『これなら誰でもできる!』と思った次第です。
その日の夜、バインド仕様のワインダー(糸巻き)もできるようになりました。(*^-^*)v
理屈さえ分かってしまえば、こんなに簡単だったなんて・・・。
今まであんなに苦労したのに、時間の無駄だったかもしれません。
バインドは、テクニックではありません。(私の感想)
あれは、手順です。
手順さえキチンと行えば、あなたにも必ずできます!
まずは、次の動画をご覧下さい。
普通にヨーヨーをスローします。
そしてバインドの形を作ります。
ポイント1
ストリングが付いている右手が近い方。ストリングを付けていない左手が遠い方です。
ポイント2
左手に注目!
左手の人差し指と親指でストリングをつまみます!ここ重要!
なぜか?→左手のストリングが滑らないようにです。
ポイント3
ゆっくり、右手を上に上げ、同じ速度で左手を下げてゆきます。
解説
同じ事をしてみてください。そして、ヨーヨーに絡んでいるストリングがどうなっているか?ゆっくりで良いので確認してください。
右手を上げ、同じ速度で左手を下げると、ヨーヨーにストリングが巻き取られながら段々左手の方へ転がってゆきます。ここ重要!
バインド仕様のヨーヨーでは、多少ストリングが巻き取られても戻ってきません。
そんなバインド仕様のヨーヨーでも、動画の様にどんどん巻いてやると、ある時点で急にストリングがリターンシステムに接触し戻ってきます。
動画を確認すると、始めはゆっくりですが、途中で引っかかった様にヨーヨーが飛んでいます。
これは、急にヨーヨーがストリングを巻き取を始めたため、左手の押さえを振り切っているのです。
私は左手を放したつもりはありません。ヨーヨーが振り切っているのです。
同じように真似してみてください。
ゆっくりで結構です。
ストリングが段々ヨーヨーに巻き取られ、途中からフリクションステッカーなどが効き始めます。
全体像の動画をご覧下さい。
どうですか?
ゆっくりです。
そう!ゆっくりで良いのです。
ポイントを繰り返すと・・・
左手のストリングをつまんで滑らせない!めちゃくちゃ重要です。
そうすると、ヨーヨーが回転しているのでスカリながらもストリングがヨーヨーに巻けて行きます。
ある程度巻けると、スカリが終わりリターンが始まります。
ゆ〜くりでOKです。
美しいバインド
間違ったバインドを行うと、途中でストリングが絡んで引っかかり、スロー途中で不意にヨーヨーがリターンすることがあり非常に危険です。または、スローする時に『バリバリバリ』って音がしませんか?
美しいバインドを行うと、最初から最後までキレイにストリングが巻き取られます。
理屈を考えてみましょう。
動画の様に右手を上げて左手を下げると、ヨーヨーは前へ転がって行きます。その時、余ったストリングはヨーヨーが回転しているのでキレイに巻き取られて行きます。
スカリながらもある程度巻き取られると、ストリングがリターンシステムに接触してもっと強く巻き取られようとします。
最終的に完全にストリングがリターンシステムに接触して引き戻しと同じように戻ってくるのです。
どうですか?想像できましたか?
この流れでは、ストリングが弛(タル)むことはありません。
ヨーヨーの回転方向にキレイに巻き取られるはずです。
ですから、正しいバインドを行うと、次のスローで最後の最後まで美しくストリングが伸びて行きます。
不意にリターンすることもありませんし、バリバリ音がすることも無いのです。(*^-^*)v
注意点は、リターンシステムの状態とストリングの長さです。
スカリながらストリングが巻き取られて行き、リターンシステムが効き始める丁度その時に左手側のストリングを使い切る長さが重要です。
左手側のストリングがだいぶ余っているのにリターンシステムが効き始めると、ストリングが引っかかって次のスローが危険になります。
左手のストリングを使い果たしたのにリターンシステムが効かなければ、ヨーヨーが戻りません。
左手のストリングを使い果たした時、リターンシステムが効き始める様な丁度良い長さを瞬間で判断できる様になると、美しいバインドになります。
今までなぜ失敗していたのか?
- トッププレイヤーの速いバインドばかり観ていた。
トッププレイヤーの速いバインドを観ていると、速くなければ駄目だ!と誤解してしまいます。
そして、速いので何をやっているのかよく分からない?
そんな感じではないでしょうか?
ゆっくりで大丈夫です。
- 左手のストリングを滑らせていた。
ストリングは滑らせることが多いので、バインドの左手も滑らせると勘違いしてしまうとバインドができません。
左手を滑らせると、ヨーヨーにストリングが巻き取られませんから、上手く行かないのです。
これ非常に重要です。絶対に理屈を考えてください。そして、ヨーヨーを上から見ながらストリングが巻き取られるところを観察してください。ゆっくりで大丈夫です。
- 右手を上げて、左手を下げる意味が分からなかった。
左手を放すと同時に右手を引き上げて、ストリングを引っかけようと思っていた?
これは間違いです。もうお分かりですよね?
右手と左手の動作は、リターンシステムが効き始めるまでヨーヨーにストリングを巻き取らせる動作なのです。
むやみに引いては駄目です!
ストリングの上でヨーヨーを転がしてください。
- ストリングを引っかけると誤解していた。
私は、とにかくストリングを絡めて引っかけようと考えていました。
完璧に誤解していました。(-_-;
あくまでも巻き取らせてやるのが確実な方法です。
○ バインドの説明
○ バインド
○ バインドの誤解
○ バインド→ワインダー