フリクションステッカーの交換
フリクションステッカーリターンシステムを採用しているヨーヨーは、フリクションステッカーが消耗すると戻りが悪くなります。このページでは、消耗したフリクションステッカーの交換方法を説明しています。
この写真は、3分の2ほど消耗した状態です。
フリクションステッカーは、外側から消耗してゆきます。新品のフリクションステッカーを触ると、ゴムの様な感触です。このゴム部分が外側から削れて行き、最終的に無くなってしまいます。
ヨーヨーのタイプやプレイヤーによっては、すり減ってしまったフリクションステッカーで丁度良いという場合も有りますので、お好みに応じて交換してください。
フリクションステッカーは、かなりギリギリまで良く効きます。ですから、ルーピングトリック中にフリクションステッカーが消耗すると突然制御が効かなくなるので注意してください。
フリクションステッカーのロットによっては、この写真の様に粘着層と布層が剥離する場合があります。
剥離した部分とストリングが常に接触している状態なので、ルーピングトリックでは意外とフィーリングが良かったりします。
ですから、お好みに応じて無理に交換しなくても構いません。
フリクションステッカーを剥がす
フリクションステッカーの粘着層は意外と頑丈にヨーヨーへ粘着しています。そこでドライヤー等で暖めてやると、容易に剥がれます。
ドライヤーで暖めても↑この様に粘着層だけが残る場合があります。フリクションステッカーの製造ロットによってキレイに剥がれる場合と粘着層が残る場合とあるようです。
粘着層が残った場合は、暖かい間にセロテープを重ね張りしてすぐに剥がしてください。
そうすると粘着部分がセロテープに付いてキレイに剥がれます。
はい、キレイに剥がれました。
剥がした後は、ヨーヨーをキレイに拭いてください。
油分が付着していると新しいフリクションステッカーがすぐに剥がれてしまいます。
フリクションステッカーを貼る
ヨーヨーをよく見ると、フリクションステッカーを貼る部分が分かりやすくなっています。
ここを目標にしてフリクションステッカーを貼ります。
ピンセット等を使うとキレイに貼れます。
素手で貼ると、手の油分が粘着部分に付着して剥がれやすくなるので注意してください。
フリクションステッカーがボールベアリング軸に接触しないように注意してください。
ボールベアリング軸に接触するとボールベアリング軸が回らなくなり著しく性能が落ちてしまいます。
失敗したらドライヤー等で暖めてもう一度張り直してください。
ロットによっては剥がれやすい物もありますので、張り終わったら念のために上から強く押さえましょう。
以上でフリクションステッカー交換が終了です。
簡単でした。